電電のブログ

電電生だったひとのぼやき

NAIST受験記最新版 2019年度入学

ご無沙汰してます。電電です。最近ブログ全然書けてなくて申し訳ない。院試勉強とか、研究室がちょっとづつ始動してきて回せてない感じです。とりあえず今回奈良先端科学技術大学院大学NAIST)の情報科学分野を受験して、合格通知が昨日届いたので忘れないうちにここに書いておきます。

※ここに書いたものは2019年度の情報科学の受験のものであり、入試制度の変更ならびに他学科などの違いなどの責任は一切負えませんのでご理解ください。よく受験要項を読んで望んでください。

とりあえずNAISTについて軽く触れておきます。

NAISTは大学院であって大学ではありません。

高専生が結構受けるので大学のような位置付けと勘違いしている方もおられますが(僕もその一人でした)大学院つまり修士課程前期以上からの学生しかいません。あまり一般の知名度はありませんが技術力の高い学生が多く、また学生と教員一人当たりの国費は東大や京大を抑えての1位です。

環境としてはすごくいいんですが、自然環境もとても人間に優しく周りは山です。

駅から歩いて行くと毎日いい運動になると思います。さすがNAIST学生の健康まで気を使ってくれていますね。

さて冗談はほどほどにして

みんなが気になってるのはNAISTの問題と面接、小論文の対策だと思うので適当に読み飛ばしながら呼んでください。

NAISTのテストは

の4つで構成されてます。(実際は面接と小論文がセットみたいなものなので3つですね)。一つ一つ見ていきましょう。

英語について

英語はTOEICが基準です。

僕はTOEFLのスコアは持ってたのですが、TOEICは受けたことがなかったのでTOEFLで出しました。一応代わりとしてTOEFL,Duolingoが認められています。(2018年現在)

一応Duolingoもチャレンジしたんですが、何回やっても目線が画面から一瞬でも離れていると認められないらしく、ダメでした。(考え事してる時にちょっとぐらい上むいたりしてしまう。。。)

TOEICは公式の書類が届くのが受験してから2ヶ月以上かかったりするので間に合いませんでした。ちなみにTOEFLの点数は71点で、TOEIC換算だと600点ぐらいにされます。

TOEICの方が圧倒的に点数が出やすいので早めの受験をお勧めします。

(追記、あとでTOEIC受けたら755でした。)

小論文について

まず小論文について、小論文の提出が一番早くて、かつどう手をつけていいか困ると思います。

小論文はA42枚で書く内容は主に

  • これまでの就学内容について
  • NAISTで取り行くみたい研究分野、課題について

です。

僕の場合、一つ目の「これまでの就学内容について」は、所属している研究室の紹介文を借りました。実際その時に研究室で決まっていた僕の研究方針はゼロだったので書けることがなかったからです。

今思えばもう少し、学部での授業について触れてもいいかなと思っています。まあここはそんなに面接でも触れられなかったので文字数を稼ぐ程度でいいと思います。

2つ目の「NAISTで取り組みたい研究分野、課題について」は力を入れた方がいいと思います。僕の書いた方法はこんな感じです。

まず行きたい研究室を決めます。行きたい研究室の教授が当日面接するので、これはまず最初に決めた方がいいと思います。

NAIST受験をするひとでまだこの時点で研究室が決まってない方は急いで情報収拾をして決めてしまいましょう。僕はオープンキャンパスに突っ込みました。

研究室が決まったらその研究室の人が出している論文を読んでみましょう。院生の方が出している論文だと意外に理解りします。

あとはその論文と自分がやりたい研究や興味があるようなことを混ぜるといいと思います。僕は機械学習をやりたかったのとtwitterを利用してインフルエンザの予測データ収拾をしていた論文があったので、それで書き始めました。

これで論文の本筋はできますが、理論的にしっかりしたものを書くためには肉付けをしっかりしないといけないです。

具体的な論証や根拠、先行研究がどういうものがあるのかを調べましょう。まずは先ほどよんだ論文の参考文献で使えそうなものを読みましょう。abstractを読めば使えそうかどうかは判断できると思います。

あとは同じように参考文献を辿っていけば10個くらい読むべき論文が出てくるとおもます。それを軽くでいいので読んで、使えるところを書き出して行きましょう。あとは論文と同じような流れです。

MIT Technology Reviewとかをチェックしているといいかんじの論文に出会えるかもしれません。

さて小論文を書いて行きましょう。

具体的には

  1. 研究背景
  2. 先行研究
  3. 提案手法(あまり具体的に書くと専門性が上がりすぎるのでほどほどに)
  4. まとめ(全体をもういちど振り返る、これからの展望など)
  5. 参考文献

を書きましょう。最初は大きな流れを書いて細かいところは別々に考えて書くと楽かもしれません。

一通りかけた後は先輩や教授に添削してもらいましょう。2、3回添削してもらえれば大丈夫だと思います。僕は二週間前から書き始めて提出3日前に完成しました。

以下に僕の小論文のpdfファイルと作成の際に唸りながらそれっぽく見えるように書いたlatex構成を置いておきます。使いたい人は用法用量を守って正しくお使いください。

\documentclass[twocolumn]{jsarticle}%option 2列表示
\usepackage[dvipdfmx]{graphicx}
\usepackage{geometry}
\usepackage{amsmath}
\usepackage{here}
\usepackage{comment}%コメントアウト
\usepackage{fancyhdr}%ヘッダー
\geometry{left=20mm,right=20mm,top=25mm,bottom=25mm}
\begin{document}
\title{タイトル}
\author{someone}
\date{2018年6月11日}
\maketitle
\thispagestyle{fancy}%\maketitleの中にページスタイルの指定があるからこれで上書きする
\pagestyle{fancy}%http://d.hatena.ne.jp/pureodio/20110212/1297475110
\lhead{}
\rhead{試験区分:情報科学区分\\氏名:someone\\現在の専門:工学部電気電子\\希望研究室:dokodoko研究室}
\section{これまでの就学内容について}
\section{本学において取り組みたい研究分野・課題について}
引用\cite{stock}
\section{研究背景}
\section{先行研究}
\section{提案手法}
\section{まとめ}
\section{参考文献}
\begin{thebibliography}{数字}
  \bibitem{stock}"誰かの論文"
\end{thebibliography}
\end{document}

だいたい2000字ちょいとかだと思います。ここでしっかり書くと面接が楽なので頑張ってください。

面接について

12分間第一希望に書いた教授と面接します。

NAISTサイドは3人座っていて、学生は一人づつ入る感じです。

数学のテストが終わると人息つく間もなく面接が始まるので覚悟して望んでください。面接の内容としては小論文をプレゼンしてそれの質疑応答がメインです。

ここで注意すべきなのが持ち込みは禁止なので、小論文の内容は流れが言えるくらいは覚えておいた方がいいです。(僕はモデルのところとか細かいところは覚えてなかったのでごまかしごまかし説明しました。)

質疑応答で突っ込まれたのは

  • 実装に関してなんかしてる?(一応python書けます。)
  • データの収集にtwitter使うって言ってるけどそこどうするつもり?(API叩いてbot作ったりしてますって答えました)
  • これ精神病とかに関する知識必要だけど大丈夫?(あんまり押さえてない質問なので一番返答に困りました。入ってからやりますとかなんとか言った気がします)
  • 所属してる研究室とかと全然違う内容だけどどうして?(やりたいことできたので変えました)
  • いま研究してる物質の構造を教えて?(これは無理難題でちょっとフフッってなっちゃいましたね。どう考えても無理です。多面体で構成されている十何角形を同時にイメージできるなら可能ですけど)

ぐらいですね。特に休学してるところとかは聞かれなかったです。

線形代数微積のテストについて

これは京都大学でも院試に出るので勉強してました。使ったのはおもにマセマですね。やっぱり名著だけあって綺麗にまとまっててすごく重宝しました。

テスト形式としては3人づつ何も持たずに小部屋に通されます。机の上に鉛筆と白紙の紙だけあって、時間になると問題をわたされます。解くことができる時間は10分です。

問題は線形から2問、微積から2問でそれぞれの科目から1問づつ選択してときます。

時間がきたら退出して他の部屋に別れて通されます。部屋にホワイトボードがあるので先生の前で順次解説して行きます。解説は全然向こうのリアクションがないのでササッと行かないと時間足りないかもです。

例年だと逆行列を求めよとかなんですが今年はちょっと色合いの異なるものがでてました。線形はできたんですけど微積積分計算の領域を勘違いしていて答えが正に発散するとかいうくそ回答を書きました。

問題は忘れちゃったので他を当たってください。(なんとなく覚えてるけど線形の説明がむずかしい)

まとめ

ということでNAIST受験に必要なものを書いてみました。

一番如実に差が出るのは小論文をどれだけ詰めてかけるかというとこだと思います。なんども言いますが小論文をしっかり書いておけば面接も楽だと思います。

来年以降に受験される方の参考になれば幸いです。ということでほな、またね〜